日本文化体験教室|さくら 京都

季節の書蹟

季節の書蹟

12ヶ月の書蹟

茶道に関する基礎知識。
墨蹟(ぼくせき) は、禅宗の僧侶が毛筆で書いた字のことです。
本来は墨筆で書いた筆跡のことをいいますが、日本では特に禅僧の書跡を指します。

茶道で使う季節の書蹟の種類について知る!

1月(睦月)の書蹟

松樹千年翠 (松樹千年の翠)
無事是貴人 (無事是れ貴人)

梅花和雪香

2月(如月)の書蹟

冬嶺秀弧松(とうれい こしょう ひいづ)
梅花和雪香 (ばいか ゆきに わして かんばし)、渓梅一朶香 (けいばいいちだかんばし)など梅にちなんだ書籍なども掛けられます。

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3月(弥生)の書蹟

春来草自生 (はるきたらば、くさおのずからしょうず)
閑眠高臥対青山 (かんみんこうがしてあおやまにたいす)
梨花白雪香 (りかははくせつにしてかぐわし)

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4月(卯月)の書蹟

山花開似錦 (山花開いて錦に似たり)
落花随流水 (落花流水に随う)
清風入梧竹 (せいふうごちくにいる)

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5月(皐月)の書蹟

薫風自南来 (薫風自南来)
白雲自去来 (白雲自ずから去来)

6月(水無月)の書蹟

一滴潤乾坤 (一滴乾坤を潤す)
坐看雲起時 (坐しては看る雲の起こる時)

7月(文月)の書蹟

白雲抱幽石 (白雲幽石を抱く)
夏雲多奇峰 (夏雲奇峰多し)

8月(葉月)の書蹟

流水寒山路 (流水寒山の路)
銀椀裏盛雪 (銀椀裏に雪を盛る)

9月(長月)の書蹟

掬水月在手 (水を掬すれば月手に在り)
采菊東籬下 (菊を采る東籬の下)

10月(神奈月)の書蹟

海月澄無影 (海月澄んで影無し)
吾心似秋月 (吾が心秋月に似たり)

11月(霜月)の書蹟

閑坐聴松風 (閑坐して松風を聴く
深雲古寺鐘 (深雲古寺の鐘

12月(師走)の書蹟

歳月不待人 (歳月人を待たず
庭寒月色深 (庭寒くして月色深し