日本文化体験教室|さくら 京都

12月(師走)の茶花

12月(師走)の茶花

12月の茶花

年の瀬を迎えました。 一年を振り返り、心静かに一碗のお茶を頂きたいと思います。
冬の夜長を主客で語り合う夜咄の茶事には、炭に植えた石菖を使用します。
炭、石菖ともに、和蝋燭の油煙を吸い取るといわれています。

茶道で使う12月(師走)の茶花について知る!

師走の茶花

梅擬(ウメモドキ)

梅擬(ウメモドキ)

詩歌などにはあまり名前が登場しないが、江戸時代の1695年に江戸の園芸家・伊藤三之丞(3代目伊藤伊兵衛)が著した「花壇地錦抄」にその名が見える。
秋から冬にかけて赤い光沢のある実をいっぱいにつけます。
梅擬の仲間にはいくつかの品種があり、果実が黄色のキミノウメモドキ、白色のシロウメモドキ、大実の大納言などが知られています。