日本文化体験教室|さくら 京都

季節の主菓子

季節の主菓子

12ヶ月の主菓子

おもがし【主菓子】 茶席の濃茶(こいちゃ)に出す和菓子のことを指します。
練り切り・まんじゅうなどの甘みと量感のあるもので、時候や歳時に合わせた形や銘をもつものを用いています。 最近のお茶会では、茶会でも薄茶でも使用されています。

茶道で使う季節の主菓子の種類について知る!

花びら餅

1月(睦月)の主菓子

初釜は、新年最初の稽古始めであり、元旦の若水汲みから大福茶(おおぶくちゃ)に始まる正月行事、年賀の客のための釜かけであります。初釜の菓子は、どれも新春を寿く席には欠かせないもので、新春の艶やかな色合いと正月の華やかさを表すお菓子 となっております。

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御城之口餅

2月(如月)の主菓子

2月は一年のうちで一番寒い月です。使われるお菓子は羊羹が多いですね。濃いあんこがたまりません♪

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引千切(ひちぎり)

3月(弥生)の主菓子

3月には、桃の節句がありますね。なので、引千切(ひちぎり)というお雛様をかたどったお菓子が京都では有名です。 また、桃の花や菜の花などのお菓子もよく見かけられます。

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花見団子(はなみだんご)

4月(卯月)の主菓子

4月は桜の季節ですね。桜餅、花見団子などが代表的です。

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柏餅(かしわもち)

5月(皐月)の主菓子

風香る5月♪端午の節句のちまきや柏餅が有名ですね。

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6月(水無月)の主菓子

「水無月」というお菓子は有名で、きっとみなさん食べたことあるのではないでしょうか?6月30日「夏越祓」に用いられるお菓子なんですよ。若鮎も有名ですね。

7月(文月)の主菓子

7月は水羊羹、葛餅、わらび餅などもありますが、祇園祭宵山の日に限定で作られる、柏屋光貞の「行者餅」(ぎょうじゃもち)も覚えておきたいお菓子です。

8月(葉月)の主菓子

竹に入った水羊羹、麩饅頭などが思い浮かびます。

9月(長月)の主菓子

旧九月九日、九は陽の数で、これを重ねるので重陽の節供というんですが、これは中国から伝わってきて、日本では平安朝から行われるようになったそうです。 月見台にススキ、萩などの七草の花を活け、月見団子を供える風情は何とも言えずステキですよね。

10月(神奈月)の主菓子

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11月(霜月)の主菓子

11月というと、もうだいぶ秋が深まり、紅葉した葉が印象的です。その風景を写し取ったお菓子などもよく目にしますね。 亥の子餅という、可愛いお菓子もありますよ。

12月(師走)の主菓子

12月というと、椿や山茶花などのお花、または雪をイメージした和菓子が代表的でしょうか。 クリスマスをイメージした可愛いお菓子もありますよね。