ツワブキ(石蕗)|さくら日本文化体験教室 京都

ツワブキ(石蕗)の栽培環境

日当たり・置き場所

ツワブキ(石蕗)は、耐陰性が強い植物です。
日陰の庭でも良く育ちます。
一日数時間は日が当たるような半日陰でも花を楽しめます。

用土

ツワブキ(石蕗)は、土質を選ばない強健な植物ですが、有機質の土壌に植えると花付きが良くなります。
あらかじめ堆肥など元肥をよく混ぜ込んでおきましょう。

ツワブキ(石蕗)の育て方

水やり

鉢植えは表土が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は基本的に必要ありません。

肥料

葉の大きさやつやが少し物足りないと感じたら、油かすや固形肥料を足すとよいでしょう。

病害虫

キクスイカミキリの被害があります。
茎の中を伝って地下で食害するので見つけにくく、被害の疑われる株を引き抜く程度しか対策がありません。
予防として周辺に同じキク科の雑草を生やさないようにします。

植え付け

ツワブキ(石蕗)の植え付けは、新芽が出てくる前の3月に行います。
基本的に強健種ですが、真夏と真冬は根に負担がかかるので、植え付けは避けた方がいいでしょう。

剪定・切り戻し

ツワブキ(石蕗)は、ほとんど剪定の世話がかかりません。
枯れた葉は茎の付け根からカットします。
鉢に合わせてコンパクトにまとまる性質があるので、ミニ観葉や盆栽にぴったりです。

植え替え・鉢替え

ツワブキ(石蕗)の植え替えは、真夏と真冬を避けた気候のいい時に行います。

ツワブキ(石蕗)の花は秋から冬にかけて開花します。
葉の中心部から花茎を伸ばし、その先に黄色や白の花が咲きます。
花後はタンポポのような綿毛になります。

収穫

種でツワブキ(石蕗)を増やしたい場合は、花後に綿毛を取って置いて、春に植え付けます。

冬越し

ツワブキ(石蕗)は、常緑多年草です。
特に必要な冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ツワブキ(石蕗)は、株分けで増やすことが出来ます。