日本文化体験教室|さくら 京都

茶道具

茶道具

茶道具を知って茶道をもっと味わう!種類ごとの特徴や選ぶ際のポイントなど

茶席に飾る花を活ける器のことを、茶の湯の世界では「茶道具(はないれ)」と呼びます。
茶事にて、懐石の後、後座が始まるまで客が一度席を立ち、露地の腰掛けに出る茶事をことを「中立ち(なかだち)」と言います。
中立ちのある茶事は正式な茶事とされ、初座(しょざ)の床の間に書画が掛けられるのに対し、後座(ござ)では花が飾られます。
中立ちを略した茶事や大寄せの茶会では、床の間に掛物と茶道具が共に飾られることもあり、「諸荘り(もろかざり)」といいます。
諸荘りでは床の形状や掛物の種類によって茶道具の位置に、茶道具の位によって使用する薄板にルールがあります。

茶道具・淡島寒月

淡島寒月

淡島 寒月(あわしま かんげつ)、本名: 淡島 寶受郎(とみお)、安政6年10月23日(1859年11月17日) - 1926年(大正15年)2月23日)は、明治時代の日本の作家、画家、古物収集家。父親は画家の淡島椿岳。長女は教育者・政治家の木内キヤウ(公立小学校校長となり第1回参議院議員選挙で参議院議員ともなった)。幕末の大富豪の伊藤八兵衛は伯父、その娘で渋沢栄一の後妻になった兼子は従姉にあたる。
広範な知識を持った趣味人であり、元禄の作家井原西鶴を再評価し、幸田露伴や尾崎紅葉など文壇に紹介したエピソードで有名である。
収集家としても有名であり、住居の梵雲庵には3000あまりの玩具と江戸文化の貴重な資料があったが、関東大震災の際に全て焼失した。

蕪漆絵四方盆

蕪漆絵四方盆

淡島寒月絵 蕪漆絵四方盆 共箱
(古美術 茶道具 盆 漆器 漆芸 菓子盆 菓子器 菓子皿)

陶磁器

郷土獅子舞15点描

梵雲庵 淡島寒月 郷土獅子舞15点描 紙本/肉筆 掛軸サイズ28cm×170㎝ 絵サイズ16.4㎝×86㎝: 郷土獅子舞は大阪製/さつま板志し/江戸/尾州熱田/羽前庄内/大和張子製/越中木製/遠州見附泥製(梵雲)/津軽製/摂州櫻塚原田神社祭礼之時児童自製/九州製/京都製/秋田製板志し/越後製/東京今戸製(寒月)の15点

竹

竹は真竹の使用が多く細工物に適しています。竹節を利用したり歪みやしみなど竹茶道具の見所で、尺八のような「寸切」「一重切」「二重物」などといった姿形、個性の表現を愉しむことができます。

籠

竹や籐(とう)、藤づるなどを編んで作られた茶道具れで籠の形をしたものを総称して「籠茶道具れ」と呼んでいます。(竹籠、籐籠など)

瓢茶道具

瓢茶道具(ふくべはないれ)は、自然の瓢箪の芯をくりぬいて茶道具に仕立てたものです。